いよいよプロ野球2019年シーズンが開幕。北海道日本ハムとオリックスは、18時30分から札幌ドームで開幕戦を行う。昨季リーグ3位の北海道日本ハムと4位のオリックス。AクラスとBクラスで明暗分かれた両チームだが、この初戦を取って弾みを付けたいのはどちらも同じ。そんな大事な一戦の見どころを紹介していく。
【オープン戦成績】
北海道日本ハム→13試合3勝7敗3分 オリックス→17試合9勝6敗2分
【昨季対戦成績】
北海道日本ハム→13勝12敗、オリックス→12勝13敗
【予告先発】
北海道日本ハム→上沢直之投手
昨季成績: 25試合11勝6敗 165.1回 151奪三振 防御率3.16
オリックス→山岡泰輔投手
昨季成績:30試合7勝12敗 146回 121奪三振 防御率3.95
北海道日本ハムの開幕投手は、上沢直之投手だ。背番号を「15」に変更して臨んだ昨季はチームトップの11勝を挙げ、エースとしての地位を固めた。昨季、オリックス戦では4戦4勝と相性の良さを発揮しただけに、この大事な試合でも自身の役割を果たしたい。
上沢投手を援護する北海道日本ハム打線では、大田泰示選手に注目だ。移籍2年目の昨季は14本塁打を放ち「攻撃的2番」として躍動した。オープン戦では打率.342、5本塁打と、長打力とアベレージを両立。得難い大砲だったレアード選手を欠いたチームの中で、オープン戦の好調そのままに価値ある一打を放てるか。
一方、オリックスの開幕投手は山岡泰輔投手だ。かつてのエース・勝ち頭だった金子弌大投手と西勇輝選手が他球団に移籍し、その腕にかかる期待は否応なしに大きくなっている。昨季、対北海道日本ハム戦では3勝1敗、防御率1.05という好成績を残しているだけに、昨季の相性そのままに敵地で好スタートを切りたい。
オリックス打線では、キャプテンに就任した福田周平選手に注目したい。ルーキーイヤーの昨季は、113試合に出場して16盗塁を決め、小柄な体格を駆使して存在感を見せ付けた。オープン戦では打率.296に加え、わずか16試合で三塁打を4本マークしている。その俊足と2年目ながらキャプテンに選ばれたリーダシップで、チームを5年ぶりのAクラスに導きたい。
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