本日3月29日、プロ野球2019年シーズンが開幕。18時30分から、ZOZOマリンスタジアムでは千葉ロッテと東北楽天の開幕戦が行われる。昨シーズン、ともにBクラスに沈んだ両軍。巻き返しを期すため、並々ならぬ思いで迎える初戦の見どころを挙げていこう。
【オープン戦成績】
千葉ロッテ→14試合6勝7敗1分 東北楽天→14試合7勝4敗3分
【昨季対戦成績】
千葉ロッテ→12勝13敗、東北楽天→13勝12敗
【予告先発】
千葉ロッテ→石川歩投手
昨季成績:21試合9勝8敗 133.1回 77奪三振 防御率3.92
東北楽天→岸孝之投手
昨季成績: 23試合11勝4敗 159回 159奪三振 防御率2.72
千葉ロッテは、石川投手が自身初となる開幕投手を務める。昨季は前半戦のうちに2桁勝利にリーチをかけながら大失速してしまったが、オープン戦3位と好調の犬鷲打線を封じ込め、大役を任された期待に応えられるだろうか。
対する東北楽天の先発は、昨季、最優秀防御率のタイトルを獲得した岸投手だ。埼玉西武時代を含めて、5年ぶり3度目の大役を務める。開幕投手に内定しながら、右肘の手術で開幕絶望となった則本昂大投手の思いも背負って、本来の安定したピッチングを披露したい。
石川投手を援護する千葉ロッテ打線では、球団高卒新人としては30年ぶりに開幕一軍切符をつかんだ藤原恭大選手に注目だ。18歳らしからぬフルスイングで、すでに幕張のファンの心をつかんでいるスター候補。開幕戦での出番はめぐってくるだろうか。
また、23日の巨人とのオープン戦で左右両打席本塁打をかっ飛ばした新外国人・バルガス選手の「ゴリラポーズ」にも期待だ。地元のファンに挨拶代わりの快音を響かせたい。
東北楽天打線の注目は、オープン戦で12球団中4位(規定打席以上)の打率.359を記録した島内宏明選手だ。タイムリーの際には「“4番は無理”打法です」などと発言していただけに、どこを打つのか、開幕オーダーに注視したい。
また、昨季、新人王を受賞した田中和基選手は1日の練習試合で足首を捻挫したが、24日のオープン戦で2安打3打点の活躍。チーム全体で昨季最下位の汚名返上なるか、期待したい。
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