埼玉西武の増田達至投手が25日、埼玉県の新生児医療を支える埼玉県立小児医療センター(さいたま市)を訪れ、NICU病棟(新生児集中管理室)に入院している新生児やその家族を励ましたほか、小児病棟の子どもたち約40人と交流した。
増田投手は自身の子どもがNICUに入院していたことから、同じ境遇の新生児とその家族、彼らを医療で支えるスタッフへの支援を2017年オフに決意。その年の12月5日に、初めて同センターへの訪問を行い「今後も続けていきたい」と意欲を見せ、今年1月9日にはかつて自身の子どもが入院していた大阪母子医療センターにも訪れている。
その希望が叶った今回は、NICU病棟で新生児の家族を励まし、小児病棟では、サインや記念撮影に応じて、子どもたちに元気を与えた。
交流を終えた増田投手は「いつも感じることですが、交流をすることで僕が元気をもらっています」と振り返った。2019シーズンも昨シーズンに続き、自身が登板した試合数に応じて2万円を積み立て、シーズン終了後に埼玉県立小児医療センター、大阪母子医療センターに寄付する。「自分もしっかりと投げてキャリアハイを達成して、みなさんに元気を与えられるようにがんばります」と、来たるシーズンに向けて気合を入れていた。
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