OP戦は6勝8敗で終了、開幕前に先発3人が離脱「チームとしての試練」
埼玉西武は24日に行われた横浜DeNAとのオープン戦(メットライフ)に6-1で敗れ、オープン戦を6勝8敗で終えた。
先発の武隈祥太投手が5回3失点(自責2)で試合を作った。武隈は3日の広島とのオープン戦(長崎)で1イニングを投げた後、チームを離れて所沢に戻り先発調整を続けてきた。辻監督は「先発は立ち上がりしっかりまず0点に抑えること」と初回に失った2点に言及したが、「5回3失点で試合を作ってくれた。まずまずでしょう」と及第点を与えた。
先発ローテーション入りが予定されていた内海、榎田、松本航が次々と離脱し、辻監督は「6人組んでいて3人いなくなったら苦しいでしょう」と苦笑い。「先発が苦しいのはわかっている。苦しい戦いになると思うが、野手が今まで以上に頑張ってあげようと話した」と試合後ミーティングの内容を明かした。さらに「こんなに苦しいスタートだけど、全体で頑張ってやるしかない。選手の中で、強く新しい気持ちが生まれるかもしれない。チームとしての試練だし、経験になる」と先発陣の不安を跳ね飛ばすような選手たちの飛躍に期待していた。
この日のスターティングオーダーが「ベストだと思ってやってきている」と言う辻監督。キャンプ中から期待を寄せていた金子侑、木村の2人を両翼に据え開幕スタメンに起用する方向で、秋山を3番に置き、セカンドには外崎が入る。新時代のレオ打線が、リーグ2連覇を狙う。
○埼玉西武の開幕予想オーダー
1(左)金子侑
2(遊)源田
3(中)秋山
4(一)山川
5(捕)森
6(二)外崎
7(指)栗山
8(三)中村
9(右)木村
先発:多和田
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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