3月22日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと広島のオープン戦初戦は、チャンスで一本が出なかった福岡ソフトバンクが0対4で完封負けを喫した。
試合は、今季の開幕投手を務める福岡ソフトバンク・千賀投手、広島・大瀬良投手による投手戦となる。千賀投手は3四球を与えながらも、4回1安打無失点。その粘投に応えたい打線だったが、大瀬良投手の前に4回まで2安打無得点に抑え込まれてしまった。
試合が動いたのは5回表、広島の攻撃。この回からマウンドに上がった福岡ソフトバンクの2番手・笠谷俊介投手は、1死2塁のピンチを招くと、広島の2番・菊池選手に適時打を許す。さらに内野ゴロの間にも1点が入ると、4番・鈴木誠選手には2ランを浴び、この回4点を先制された。
追いかける福岡ソフトバンクは5回に満塁のチャンスを作るなど、再三得点圏に走者を置きながらも攻めきれず、無得点に終わった。最後も1死1,3塁から併殺で試合終了。
福岡ソフトバンクと広島の試合は0対4で福岡ソフトバンクが完封負け。先発の千賀投手は制球に苦しみながらも、4回無失点の粘投を見せた。しかし打線は9安打を放ちながらも無得点。再三の好機を生かせなかった。
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