試合前練習で通常の打撃メニューをこなす
福岡ソフトバンクの内川聖一内野手が20日、東北楽天とのオープン戦(ヤフオクD)の試合前の全体練習に参加。ティー打撃からゲージでのフリー打撃と通常の打撃メニューをこなした。
内川は14日の試合前に左手首の痛みを訴え、福岡市内の病院で左手根骨(三角骨)の骨挫傷と診断された。チームの関東遠征には帯同せずに調整を続けていたが、19日の筑後での全体練習から再びチームに合流していた。
工藤公康監督は20日の練習時に「だいぶ良くなったと聞いている。今日の練習で普通にやってみて、問題がなければ明日(21日)1打席くらい立ってもらうつもり」と語っていた。内川は、ロングティーなどでも左手首を気にする様子は見せず、練習後には「大丈夫です」と言い残して、指揮官との話し合いのために監督室へと消えていった。ゲージ打撃でも快音を響かせており、9日後に迫った開幕には十分に間に合いそうだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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