吉田輝は東京ヤクルト2軍戦で公式戦デビュー 2回1K3四球2安打1失点
北海道日本ハムの栗山英樹監督が19日、ドラフト1位の吉田輝星投手が公式戦デビューした東京ヤクルトとのイースタン本拠地開幕戦(鎌ケ谷)を視察。「俺の中で本人がやろうとしていることが見えた。それが前に進んだなと。結果ではなくて、見る度に変わっていけるのは凄い。そういう姿が見たかった。良かったと思います」と評価した。
吉田輝は5回から2番手として救援。球審の厳しい判定に苦しんで2回49球で3四球を与えたが、1奪三振2安打1失点にまとめた。直球の最速は146キロだった。バックネット裏から視察した栗山監督は「投手はどこに投げるのか。ただ、いいボールを投げないといけない。そこのバランスを取るのは難しいことだけど、フォームを含めていろんな工夫ができている。落ち着いてくれればいいし、しっかりテーマを持って前に進んでいるのは素晴らしいこと」と表情を緩めた。
今後については「俺は良かったらすぐ使うだけだから。そこ(今後)は荒木監督に聞いて下さい。(1軍で)いくよ、良かったら。年齢は関係ないし、申し訳ないけど、名前も関係ない。良かったらいくだけの話だから」と早期の1軍昇格を期待。続けて「自分でテーマを持って、つぶしていくことが大事。今日全てができたわけじゃないが、(今後の)方向性は出ている。そういうものを見ているつもりなので」と話した。
(Full-Count編集部)
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