千葉ロッテ・ボルシンガーを吉井投手コーチも信頼 制球苦しみ5回2失点も「何も心配事はない」

Full-Count 岩国誠

2019.3.16(土) 19:07

千葉ロッテのマイク・ボルシンガー※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
千葉ロッテのマイク・ボルシンガー※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

ボルシンガー自身も前向き「5回をしっかり投げ切れたことが収穫かな」

■北海道日本ハム 4-3 千葉ロッテ(オープン戦・16日・ZOZOマリン)

 千葉ロッテのマイク・ボルシンガー投手が16日、北海道日本ハムとのオープン戦(ZOZOマリン)に先発し、5回を投げて6安打2失点という内容だった。

 前回登板だった9日の中日戦後には「長いイニングを投げるために、各イニングの球数を少なくしたい」と語っていたボルシンガー。しかしこの日は、時折ボールが高めに抜けるなど制球に苦しむ投球に。初回は西川に四球を許したあと、4番近藤にフルカウントから左翼線へ運ばれ先制点を献上。4回には、6番大田に2ボールから甘く入ったストレートを左翼へ運ばれて5号ソロ。この日は5回92球2失点の内容だった。

「2点を取られてしまったけど、5回をしっかり投げ切れたことが収穫かな」と、前向きに捉えたボルシンガー。味方の失策や、ボテボテの内野安打などで走者を許しながらも、後続を抑えるなど制球に苦しみながらも、持ち味を出しての投球だった。井口監督も全幅の信頼を寄せ、吉井理人投手コーチも「90球以上投げられて良かったと言っていた。(本人と話して)何も心配ごとはなかったです」と語っていた。

 次回がいよいよシーズンに向けての最終登板となるが「すべての球種を思ったところに投げられるようにして、シーズンに向かいたい」と、2年目助っ人右腕は準備を進める。

記事提供:Full-Count

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