3月9日、甲子園で行われた北海道日本ハムと阪神のオープン戦は、3対3で引き分けに終わった。
北海道日本ハムの先発を任されたのは、斎藤佑樹投手。2回30球を投げ、阪神打線を相手に無安打無四死球、3奪三振、無失点と好投を披露。起用した栗山監督の期待にしっかりと応えた。
しかし3回裏、斎藤佑投手から継投に入った新外国人のバーベイト投手は、阪神打線に2点を献上。先制を許してしまう。
6回表、追いつきたい北海道日本ハムは、阪神の浜地真澄投手から1番・大田泰示選手が左翼席にアーチを放つと、一軍に復帰した4番・中田選手もアベック弾で気を吐き、この回2点を追加。試合を振り出しに戻す。
北海道日本ハム・バーベイト投手は3回の失点後、3イニングを3者凡退に抑える修正力を見せていたが、7回裏、阪神・鳥谷選手に逆転打を浴び、スコアは2対3に。
9回表、阪神・藤川球児投手から北海道日本ハムの7番・谷口雄也選手が安打で出塁し、谷内亮太選手が適時打で援護。再び同点とするも、反撃はここまで。9回裏は玉井大翔投手が無失点に抑え、試合終了。
北海道日本ハムと阪神のオープン戦は3対3で北海道日本ハムの白星ならず。しかし、注目を集めていた斎藤佑樹投手は完全投球を飾り、中田選手は一軍復帰直後に結果を出すなど、それぞれが思い出の甲子園で輝きを見せた。
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