3月8日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと巨人のオープン戦は、7対1でオリックスが勝利。打線が11安打7得点と爆発し、巨人のエース・菅野投手を打ち崩した。
試合は初回からいきなり動いた。1回表、巨人の坂本選手がオリックス先発・エップラー投手の変化球を捉え、レフトスタンドへ。先頭打者本塁打で巨人が1点を先制した。
しかし3回から、オリックス打線が爆発。巨人の先発・菅野投手を攻略する。まずは3回裏1死、今年からキャプテンに就任した福田周平選手が右中間へ打球を放つと、快足を飛ばして一気に3塁へ。そして2番・西浦颯大選手の右前打で同点に追いつき、4番・マレーロ選手のレフトフェンス直撃の適時二塁打で、3対1と逆転に成功した。
4回裏も、前の打席で適時打を放っている西浦選手が菅野投手の初球、高めの直球を完璧に捉える。高卒2年目の19歳が、日本球界を代表する右腕に特大の一発をお見舞いし、6対1とリードを広げた。
5回裏には巨人・宮國投手からT-岡田選手がソロを放ち、さらに突き放したオリックス。投げては、先発のエップラー投手が3回途中1失点で降板したものの、2番手の小林慶祐投手が7回まで無失点に抑える好投を見せると、終盤は澤田圭佑投手、増田投手が3人ずつで抑えて試合終了。
オリックスと巨人のオープン戦は、7対1と投打で圧倒したオリックスが勝利した。打線では、高卒2年目の西浦選手が3ランを含む2安打4打点の活躍で、レギュラー獲得に向けて大きくアピール。投手では小林投手がランナーを出しながらも要所を締めるピッチングで、先発ローテーション入りへ前進した。
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