今季3試合目の実戦登板で好結果、直球に手応え「良くなった」
千葉ロッテの二木康太投手が27日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で行われた「球春みやざきベースボールゲームズ」の東北楽天戦に登板。3回35球を投げ、被安打2、2奪三振、無失点の内容。今季3試合目の実戦登板だったが「1番いいボールが投げられた」と投球内容に手応えを感じていた。
初回、先頭打者が出塁する展開となったが、二木は「ブルペンは悪くなかったので、自信を持って投げた」と落ち着いていた。2死二塁で迎えた4番・島内に対して、最後は143キロのストレートで二ゴロ。力勝負で切り抜けた。
ストレートには「ここ2試合が、ちょっと自分の中でもダメだったので、少し不安なところもあった」という。しかし、この日は「(スタメンマスクの)吉田さんと話しても、スピードガン以上の感じがあったと言ってもらえた。良くなったのでそこはよかった」。確かな手応えを感じている。
今後は投球イニングも伸びてくるが、二木は「ここからは結果も大事。自分の課題もあるが、しっかり結果を求めてやっていかないといけない」と気持ちを引き締める。
「今日の感覚は悪くなかったので、この感覚をしっかりと持って、次にもっと良くなっているように、この1週間を大切に過ごしていきたい」
昨年は4勝(7敗)に終わった6年目右腕。「チャンスがもらえれば」と謙虚な姿勢を見せながらも、開幕ローテーション入りを見据えて今後も着実に調整を続けていく。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)
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