巨人・大城選手が終盤に一発 北海道日本ハムがオープン戦初戦で逆転負け

パ・リーグ インサイト

2019.2.24(日) 16:30

北海道日本ハムファイターズ・上沢直之投手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・上沢直之投手(C)パーソル パ・リーグTV

 2月24日に那覇の沖縄セルラースタジアムで行われた巨人対北海道日本ハムのオープン戦は、北海道日本ハムが2対3で逆転負け。序盤からリードを握りながら、終盤に浴びた一発に沈み、オープン戦初戦を白星で飾ることはできなかった。

 北海道日本ハムの先発・金子投手は、初回を3者凡退に抑えて迎えた2回裏。四球と安打で無死1,2塁のピンチを招くが、2塁走者のゲレーロ選手をけん制で刺し、打席の陽岱鋼選手を併殺打に打ち取って見事にそれを切り抜ける。

 打線は直後の3回表、先頭の大田選手が二塁打を放つと、2死3塁から今日の試合で4番に座った王柏融選手が右前適時打。巨人の先発・田口投手を攻め、1点の先制に成功した。

 3回裏から登板した上沢投手も、3イニングを投げて6奪三振無失点と好投し、その後は7回まで両チームとも得点を奪えない展開が続いた。1対0のまま迎えた8回表、途中出場の横尾俊建選手が「ポイントを前に置いて、インコースの甘めの直球を捉えることができました。完璧でした」と語る左越えソロ。貴重な追加点を挙げ、終盤で北海道日本ハムがリードを2点に広げる。

 しかし6回裏から登板していた3番手・ロドリゲス投手が8回裏、巨人打線に連打を浴びて1死1,2塁とされると、大城選手に痛恨の逆転3ランを被弾。9回表の反撃は叶わずこれが決勝弾となり、北海道日本ハムは2対3で痛い逆転負けを喫した。
 
 敗北した北海道日本ハムは、終盤までリードを保ちながらも一振りで逆転を許してしまった。しかし金子投手、上沢投手が共に巨人打線を無得点に抑える上々の仕上がりを見せ、開幕に向けて期待感を漂わせた。

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