埼玉西武ドラ3山野辺、初対外試合でも打撃で魅せた! 逆転適時打も「結果が全て」

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2019.2.20(水) 19:31

逆転適時二塁打を放った埼玉西武・山野辺翔※写真提供:Full-Count(画像:(C)PLM)
逆転適時二塁打を放った埼玉西武・山野辺翔※写真提供:Full-Count(画像:(C)PLM)

開幕スタメンへ猛アピール、守備でも辻監督に褒められ「嬉しかった。頑張っていきたい」

 埼玉西武・ドラフト3位ルーキーの山野辺翔内野手(三菱自動車岡崎)が20日、台湾・統一ライオンズとの練習試合(春野)で逆転二塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。

 二塁手争いに拍車がかかる。この日、二塁で先発出場した外崎修汰内野手が3打席目でソロ本塁打を放つと、外崎に代わって途中出場した山野辺もバットでアピール。「練習ではいろいろと考えてしまうけど、投手と対戦することを心がけて打席では思い切って行けた」。1死一、二塁の場面で相手投手が投じたストレートを左中間に運んだ。

 先輩からの助言も活きた。キャンプ中に食事をともにした秋山、源田から「ストレートに合わせて打っていこう」と声をかけられた。打席では手元で小さく変化するカットボールが2球続いたが、狙い球だったストレートをしっかりとらえた。南郷キャンプ最終クールに行われた紅白戦に続き、対外試合でもアピールに成功した。

 試合が終わった後は、特守で汗を流した。この日は併殺を完成させるための動きを重点的にチェック。「ショートの方が捕りやすく、ファーストに投げやすいところに」とプレーを繰り返し確認した。「(実戦が始まってからは)打球が飛んできていない。いつ来るか、びくびくしています」と苦笑いを浮かべていたが、キャンプインしてから辻監督に指摘されていた打球に対しての捕球体勢の入り方については「ちょっとずついい感じになってきたと(監督から)言われて、嬉しかった。頑張っていきたい」と手応えを感じているようだ。

 開幕スタメンの可能性も大いにあるが、「結果が全て。今日みたいに打ったり、(守備では)来た打球を全部アウトにしたり。まだ結果にこだわらないといけない。結果を出すことだけを考えている」と地に足をつけ、結果を出し続ける。

記事提供:Full-Count

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