2月10日、パ・リーグのキャンプでは東北楽天が休養日を迎えているが、すでに実戦に入っているチームもそうでないチームも、徐々に本格的にシーズンを見据えた態勢に入りつつある。4球団の10日の春季キャンプの見どころを見ていこう。

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最多勝右腕とドラ1右腕VSパ最強打線

　休養日明けの埼玉西武は、午後のシート打撃で多和田投手が登板。平井投手や今井投手も登場し、最後はルーキーの松本投手が投げる予定だ。シートノックでは、外崎選手が二塁と外野の守備に就く。持ち前のユーティリティ性を堪能することができそうだ。

藤原選手はドラ1の先輩に続けるか

　千葉ロッテは13時から、Lamigoモンキーズとの「アジアゲートウェイ交流戦パワーシリーズ2019 in石垣島」の2戦目を迎える。9日の初戦では打線が爆発し、22対0と圧勝。この日途中出場で3打数無安打に終わったドラ1ルーキーの藤原選手は、それぞれ一発を放った平沢選手や安田選手に続く活躍ができるか。

オリックスは5イニングス紅白戦

　なんといってもこの日のオリックスキャンプの注目は、13時から開始される紅白戦だ。初の実戦となるこの試合で、西村新監督に対して自身の存在感を示せるかどうかは、今後に向けても重要になってくる。ルーキーや新戦力が実戦でどんなプレーを見せるか。選手たちのアピール合戦、見逃すわけにはいかない。

福岡ソフトバンクはキングが合流

　福岡ソフトバンク野手陣は10時40分からランニング開始。ランチ特打には中村晃選手、柳田選手、上林選手が登場し、ファン必見の豪華な特打となるだろう。投手陣においては、ついにサファテ投手がチームに合流。戦力としてはもちろんだが、キングがチーム内で発揮していた存在感の大きさを、改めて目の当たりにすることになりそうだ。