埼玉西武新助っ人ニールが2度目ブルペン 捕手にサインを出してもらう理由は…

Full-Count 岩国誠

2019.2.8(金) 22:17

ブルペン投球を行った埼玉西武のザック・ニール※写真提供:Full-Count(写真:岩国誠)
ブルペン投球を行った埼玉西武のザック・ニール※写真提供:Full-Count(写真:岩国誠)

計55球で順調な仕上がりをアピール「今は自分の思っている状態」

 埼玉西武の新外国人ザック・ニール投手が8日、このキャンプ2度目のブルペン入り。前回同様、途中から捕手にサインを出してもらいながら、計55球を投げ込んだ。

 今回のブルペンでは「球速とボールの強さを前回よりレベルを上げて投げた」というニール。「ここまですごく順調に来ています。今は自分の思っている状態だと思います」とアピールしていた。

 後半からは捕手にサインを出してもらっての投球。「自分の気持ちとして、試合の状況を意識して投球できる」のが、この形式での調整を採用している理由だという。「サインを出してもらうことで、捕手のサインとミットに意識を集中して投げることができます。そこだけに集中するので、打者を視界に入れない形を作るようにしています」と説明した。

「打者がスイングするなどの行為自体は、自分ではコントロールできないもの」と話すニール。そのために、対戦する打者を意識するのではなく、『ミットめがけて投げる』という自分自身ができることだけを意識している。

「開幕まで7週間くらいあるので、いつバッター相手へ投球するかは考えていこうと思う」と、現時点で打者相手への登板予定は未定。この日は前日とは打って変わって気温13度と少し肌寒さを感じた南郷スタジアムだが、ニールは「これくらいの方が過ごしやすいね」と話した。球場前で待ちわびたファンのサインにバスが出る直前まで応じた新助っ人。ここまでは順調に来ている。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

記事提供:Full-Count

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