【試合戦評】序盤の大量リードを守り切る。千葉ロッテが台湾代表との3連戦で勝ち越しに成功

パ・リーグ インサイト

2017.11.11(土) 00:00

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昨夜から始まった千葉ロッテと台湾代表の3連戦。第1戦は投打の噛み合った千葉ロッテが、6対1と快勝した。迎えた今日の第2戦、先発マウンドを任されたのは佐々木投手。プロ1年目の今年は長い二軍調整を余儀なくされるなど苦しんだものの、確かに大器の片鱗は見せ付けた。今日の試合で白星を挙げて自信をつけるとともに、チームの勝利に貢献したい。

初回は両軍無得点に終わり、試合が動いたのは2回表だった。千葉ロッテは、先頭の井上選手が四球で出塁し、6番・清田選手と続く大嶺翔選手の連打で満塁とすると、9番・柿沼選手が四球を選んで押し出しで先制。さらに、なおも2死満塁の好機で1番・荻野貴選手が走者一掃の適時打を放って3点を追加する。3番・角中選手の適時打でも追加点を挙げ、スコアは早くも5対0。この回打者一巡の猛攻を見せた千葉ロッテが、幸先良く試合の主導権を握った。

続く3回表にも、千葉ロッテは5番・鈴木選手と7番・大嶺翔選手の安打で好機を作ると、8番・平沢選手が四球を選んで満塁とし、9番・柿沼選手の犠飛で1点を追加。試合序盤で6対0と台湾代表を突き放す。

しかし4回裏、上々の立ち上がりを見せていた佐々木投手が突如、台湾代表打線に捕まる。4安打を浴び、さらに味方の失策も絡んで一挙4失点。後を任された成田投手が後続を断つものの、スコアを6対4とされ、あっという間に2点差に詰め寄られた。

その後は両チームともに得点圏まで走者を進めるも、両投手の粘りの投球を前になかなか得点に結び付けることができず。9回裏を益田投手が締め、6対4のまま試合終了。千葉ロッテが序盤の大量リードを何とか守って逃げ切り勝利を収めた。

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