東京ヤクルト戦力外の左腕がチャンスをモノに、4日にシート打撃で上々の投球
オリックスは4日、春季キャンプにテスト生として参加していた成瀬善久投手を獲得することになったと発表した。背番号は46。ベテラン左腕は昨季限りで東京ヤクルトを戦力外となっていた。
成瀬はこの日、キャンプのシート打撃に登板。宗、山足、西浦の3選手を相手にスライダー、チェンジアップを交えるなど25球を投げ、宗からインコース低めのスライダーで空振り三振を奪うなど上々の投球を見せていた。
終了後には「ストライクを取れない球もあったけれど、全体的に自分のイメージ通りに投げられたと思う」と話していた成瀬。東京ヤクルトを戦力外となった後、12球団合同トライアウトに参加。その後、千葉ロッテ時代の指揮官でもある西村徳文新監督が率いるオリックスのキャンプでテスト入団を目指していた。通算96勝を誇る左腕が、千葉ロッテ、東京ヤクルトに続き、NPB3球団目のユニホームに袖を通すことになった。
(Full-Count編集部)
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