初日はヒース、マーティン、ニールを除く全ての投手がブルペンに入り
埼玉西武は1日宮崎県日南市の南郷スタジアムでキャンプインし、初日の練習を終えた。辻監督は「1日目にしては十分だった」と納得顔を見せた。
初日は主にブルペンで投手陣の仕上がりをチェックした辻監督。ヒース、マーティン、ニールを除く全ての投手がブルペンに入り「それなりの球を投げていてよかった」と目を細めた。印象に残った投手を聞かれると、郭俊麟投手と田村伊知郎投手の名前を挙げて「秋(秋季キャンプ)から考えて成長している」と期待を寄せていた。
ブルペンでは開幕投手最有力の昨年の最多勝・多和田真三郎投手が捕手をマウンドより後ろに立たせて通常より長めの距離を取り、ノビのあるストレートを投げ込んだ。その様子を見た辻監督は「仙人も立ち投げだったけど力強い球を投げていた。心配していたが力強い球を投げていてほっとした」と自主トレ期間中に姿を見せなかった多和田を“仙人”と呼び、安堵の表情を見せていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
記事提供: