慣れない球場でジャンプ一番のスーパーキャッチ…打ったレアードは苦笑い
2月のキャンプインに向けて、12球団の選手たちは各地で自主トレを行っている。ただ、2018年シーズンの興奮もまだ忘れられない。Full-Count編集部では、昨季生まれた名場面を独自にピックアップして紹介する。
埼玉西武の秋山翔吾外野手が守備で魅せたのは9月4日の北海道日本ハム戦(旭川)だ。4点リードの8回1死。北海道日本ハム・レアードの大飛球は中堅後方を襲った。素早く落下点へ駆け寄った中堅・秋山はフェンス手前でジャンプ一番、完全にフェンスを越えようとしていた打球をスーパーキャッチした。捕球後は興奮気味に中飛をアピールした。
一発となっていれば3点差。本塁打を1本損したレアードは苦笑いを浮かべ、マウンドのマーティンは帽子を取って秋山に感謝した。旭川スタルヒン球場は主催の北海道日本ハムも年間に数試合行う程度。慣れない球場でのビッグプレーは秋山の守備力の高さを物語る。
これまでゴールデングラブ賞を5度受賞している秋山。名手ここにあり――を証明するには十分な本塁打キャッチだった。
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