栗山体制8年目、鍵握るのは清宮と王か…12球団オーダー予想【北海道日本ハム編】

Full-Count

2019.1.18(金) 18:43

北海道日本ハム・清宮幸太郎※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
北海道日本ハム・清宮幸太郎※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

大田か近藤が三塁を守る可能性も? ジグザグ打線なら…

 2019年の幕が開け、早くも2週間が経過した。プロ野球界は各地で選手たちが行っている自主トレの模様が話題となり、ファンも2月1日のキャンプインが待ち切れなくなっているのではないだろうか。

 1月も半ばとなり、シーズンに向けて各球団の戦力編成も佳境に入っている。新戦力や新助っ人の加入が続々と発表となり、チームの編成も固まってきた。キャンプインを2週間後に控えたタイミングで、現状で12球団の基本オーダーを予想してみよう。

 今回は、昨季のパ・リーグ3位から頂点を狙う北海道日本ハムだ。

1 中 西川遥輝
2 三 大田泰示
3 左 近藤健介
4 一 中田翔
5 指 清宮幸太郎
6 二 横尾俊建
7 右 王柏融
8 捕 清水優心
9 遊 中島卓也

 大谷翔平投手がエンゼルスに移籍し、守護神の増井浩俊もオリックスへ。大幅な戦力ダウンを強いられた昨季の北海道日本ハムだったが、パ・リーグ3位に食い込み、クライマックスシリーズ進出を果たした。迎える2019年。栗山体制8年目は、オフに積極的な補強を行い、3年ぶりのリーグ優勝を狙う。

 レアード、アルシアの助っ人2人が退団したことで、指名打者には2年目を迎える清宮幸太郎が入るか。1年目から7本塁打を放っており、今季は更なる成長に期待したい。新加入の王柏融は台湾で3冠王や打率4割の実績を誇るが、まずは下位打線での起用か。この並びだと、1番から9番まで左右ジグザグの打線になる。

 流動的なのが守備位置だ。レアードが抜けたことで大田、近藤に三塁挑戦のプランが。大田を三塁、近藤を左翼としたが、近藤が三塁に入る場合は王が左翼、大田が右翼へと回ることになるだろう。

 二塁も横尾のほか、渡邉諒や石井一といった面々がおり、捕手も清水のほか、ベテランの鶴岡も健在。定位置争いは熾烈だ。打線の並びを見ると、その陣容はまずまず充実している。鍵は清宮と王がどれだけ働けるか、か。3年ぶりのリーグ優勝へ、栗山監督はいかなる戦いを繰り広げるだろう。

(Full-Count編集部)

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