本格的なブルペン投球は「キャンプで投げられるようにできたら」
埼玉西武は9日、埼玉・所沢市の埼玉西武第二球場で新人合同自主トレをスタートさせた。ドラフト1位の松本航投手ら10名が参加し、ポール間のランニングやキャッチボールなどで汗を流した。
「パワーだったり、爆発力がない方なので、そういった面でも身体全体を使って投げるというのは意識していました」とキャッチボールで持ち前の柔軟性を活かしたしなやかなフォームを披露した松本。
その後のランニングでは大学生5人の中で終始トップをキープ。「(ランニングは)あまり得意な方ではないですけど、大学生のグループで1位を取りたいなと思ったので前を走りました」と負けず嫌いな一面も覗かせた。
本格的なブルペン投球については「仕上がり次第だけど、キャンプで投げられるようにできたら」と話し、焦らずに調整するプランを明かした。初日を終えたドラ1右腕は「初めてのグラウンド環境で少し緊張したが、ここから1か月このグラウンドでしっかりトレーニングして成長したい」と意気込んだ。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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