北海道日本ハムドラ3生田目が“愛社精神”胸に入寮 「お世話になったチームですし」

Full-Count 石川加奈子

2019.1.7(月) 17:28

「勇翔寮」に入寮した北海道日本ハムのドラフト3位・生田目翼※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)
「勇翔寮」に入寮した北海道日本ハムのドラフト3位・生田目翼※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)

昨年末に元北海道日本ハムの武田久投手兼コーチと顔を合わせる機会が…

 北海道日本ハムにドラフト3位で入団した生田目翼投手が7日、千葉・鎌ヶ谷の「勇翔寮」に入寮した。

 昨季まで在籍していた日本通運のダンボールを抱えながら満面の笑みで玄関をくぐった。「お世話になったチームですし、引っ越し会社でもあるので、使わせてもらいました」と育ててくれた社会人チームをPR。恩返しを忘れなかった。

 野球用具以外で持ち込んだのは、日本通運の同期9人で撮影した写真。裏の寄せ書きには激励の言葉が並んでいる。「お互い切磋琢磨しようと話してきました。それができれば」と2年間を一緒に過ごした仲間の存在も支えにしてプロの世界を生き抜く覚悟だ。

 昨年末には、元北海道日本ハムの武田久投手兼コーチと顔を合わせる機会があり、改めて激励されたという。「ここからが勝負だとずっと言われていましたし、持ち味は前面に出していけと言われています。持ち味を出さないと、とってもらった意味がない」と気持ちの強さで押していく。

 年末年始も地元のグラウンドで練習を行ってきた。「しっかり練習できました。大学、社会人としての経験を生かしたいと思っています。高校生に負けじと、引っ張る存在になれれば」と、9日から始まる新人合同自主トレに臨む。

 即戦力ルーキーとしての期待が大きいことは百も承知だ。「不安もありますが、新しい環境でどれだけ自分の力が通用するか試す絶好の機会。まずは開幕1軍を目指します。信頼されるピッチャーになり、長くプロの世界でできるように」と目を輝かせた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

記事提供:Full-Count

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