マリナーズは「本命」の1つ!? ディポトGM「間違いなく彼に興味を持っている」
ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍を目指している西武の菊池雄星投手について、マリナーズのジェリー・ディポトGMがまたしても熱烈なラブコールを送っている。
菊池争奪戦の「本命」の1つとされているマリナーズ。ディポトGMはこれまでも左腕への興味を隠さず、獲得に乗り出していることを明かしてきたが、MLBネットワークラジオの公式ツイッターが公開した音声の中でも改めて絶賛している。
「私は本当に彼が気に入っている。他の29チームもそうだと思う。特別目立つ投手が少ない市場において、彼は最も興味深い選手の1人として際立っている。彼のことを熱心にスカウティングしてきた。我々の球場、地区にフィットすると思うし、正直に言うとマーケット面もある。間違いなく彼に興味を持っている」
マリナーズは今オフ、主力を大量放出する「ファイヤーセール」を行っている。トレードで代わりに有望な若手を獲得し、数年後のプレーオフ進出を目指してチーム再建を進めているが、そのために日本で実績がありながら27歳と若い菊池が必要だという。
「彼が来年28歳だということ、彼のパワーも良い。キクチは90マイル台半ば(95マイル=約153キロ)の球を投げるんだ。我々は本当に彼を気に入っている。2019年にワールドチャンピオンを目指すチームでも、我々のように2年後に優勝を狙うチームでも、彼はどのようなチームでもフィットするだろう」
菊池本人は西海岸のチームを望んでいるとの報道もあるが、果たしてどうなるか。菊池とメジャー球団との交渉期限は来年1月2日(日本時間3日)となっており、年内に移籍先を決断する可能性が高いと見られている。
(Full-Count編集部)
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