去りゆく仲間に「また会える日を楽しみに」と惜別ツイート
巨人のスコット・マシソン投手が21日(日本時間22日)、自身のツイッターを更新し、今季限りで引退した山口鉄也投手と、人的補償で埼玉西武へ移籍した内海哲也投手にエールを送った。中でも、内海への愛は止まらない様子で、自身のプロフィールにも内海が写る写真を使っている。
ともに戦った仲間の旅立ちに、海の向こうからエールを送った。巨人で今季7年目を迎えたカナダ人右腕は、「数多くの素晴らしい選手、チームメート、友達が、今年はジャイアンツからいなくなってしまいました。みんなの引退後、そして新天地での日々が最高のものとなりますように。すぐにまたみんなと会える日を楽しみにしています」と英語でツイート。その前には、引退した山口と移籍した内海が優勝カップを持つ写真をツイートしていた。
勝利の方程式の一角として、巨人のブルペンに欠かせない存在となったマシソンは、今季34試合に投げて0勝3敗8セーブ14ホールド、防御率2.97の成績を残したが、8月下旬に左膝の故障で離脱。米国内で手術を受けた後、来日せずにそのままリハビリを続けていた。
今季リーグ3位で終えた巨人は、オフに監督交代を含め、チーム編成を大きく変えた。その中でも一緒にブルペンを支え続けた山口の引退と内海の移籍は、34歳右腕の心に響いたようだ。特に、その人間性で人望の厚い内海に対する思い入れは並々ならぬものがあるようで、新しいプロフィール写真にはマウンド上で捕手とハグするマシソンに、絶叫する内海が飛びかかるようにジャンプする写真を使用。内海と山口の写真だけをツイートした際も、ハッシュタグで「NewProfilePic(新プロフィール写真)」と添えて注目を促したほどだった。
来季から別のリーグで戦うことになるが、内海が望む通り、日本シリーズでの対戦を実現させたいところだ。
(Full-Count編集部)
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