
西武が2日、高橋光成投手が海外FA権の行使を決断したと正式発表した。球団を通じ、「今後の野球人生を考え、自分がどうしたいのかという気持ちを大切にした結果、行使することを決めました」などとのコメントを発表した。以下、コメント全文。
【髙橋光成投手】
「これまで大きなけがもなく一軍の舞台で投げ続けられたこと、支えてくださった多くの方への感謝の気持ちでいっぱいです。FA権については、今後の野球人生を考え、自分がどうしたいのかという気持ちを大切にした結果、行使することを決めました。
球団から「これまでライオンズのために投げてくれてありがとう」という言葉をいただけたことは、素直にうれしかったです。苦しい時期にも起用していただいたからこそ、今の自分があると思っています。本当に感謝しています。
ライオンズで過ごした12年間は、いろいろなことがありましたが、あっという間でした。一人ひとりの個性を尊重していただき、伸び伸びとプレーさせてもらいました。その環境があったからこそ、自分の力を伸ばすことができたと感じています。
ファンの皆さんには、良い時も悪い時も応援していただき、本当に感謝しています。特に、9回にマウンドに上がるときには登場曲が流れ、「行ってこい」と背中を押してくれるような大きな歓声は、とても好きですし、強く印象に残っています。
1勝もできなかった年は、自分自身も苦しく、多くの方の期待に応えられなかったと感じていました。厳しい言葉もいただきましたが、それ以上に「お前ならできる」「まだまだいける」と励ましていただいたことが、今も心に残っています。思うような結果が出ない時にも寄り添っていただき、言葉をかけ続けてくださったことが、本当に心強かったです。そうした皆さんの支えがあったからこそ、ここまで投げ続けることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました」
この日、本人が埼玉・所沢市の球団施設を訪れて広池取締役球団本部長と面談し、申請書類を提出。報道陣からの「提出したのか」という問いかけに「はい」と応えて認めていた。
昨オフはポスティングシステム利用による米大リーグ移籍を認められながらも、西武に残留。20日に埼玉・所沢市の球団施設で報道陣の取材に応じた際には、「もちろん、ライオンズが好きですし、愛着がある。本当にいろんなことを許してもらって、のびのびやらせてもらって、ここまで来られたっていうのは確実にあるので、本当に感謝してます」とチームへの愛着ものぞかせつつ、今後については「選択肢がたくさんあるっていう状況が初めてなので。去年よりはどこにでも行けるというか、一応、海外FA持ってるんでっていう部分では、去年よりは考えることは多いのかなとは思います」と語っていた。
プロ12年目の今季は22試合に先発登板して9勝6敗、防御率2・54。