
オリックス・田嶋大樹投手(30)が1日、国内FA権を行使せず残留することを表明した。今年9月に権利を取得。全日程終了後から進路を熟考し、2年契約で合意した。この日は大阪・舞洲で練習に参加。「気持ちは前しか向いていない。来年に向けてやっていきます」と力を込めた。
9年間で51勝を記録し、シーズン100イニングを5度クリア。貴重な先発左腕がFA宣言した場合に備え、水面下で他球団も調査してきた。JR東日本から17年のドラフト1位で、西武と競合した上で入団。「監督だった福良さん(現GM)がくじを引いてくれなかったら、今の僕はない。関西も好きなので」と笑みを浮かべた。
今季は救援も経験したが、先発として輝きを放つことが目標。「どういう自分になりたいのかも描いているし、自信もあります」とうなずき、高知で秋季キャンプを開始した岸田監督も「先発の方向で考えています。戦力として準備してほしい」と期待を込めた。