
楽天が金銭トレードで巨人の甲斐拓也捕手(33)を獲得することが30日、決まった。両球団が同日、正式発表した。同日、取材に応じた石井一久GMは「双方が合意の上で決断に至った。基本的には甲斐選手を迎え入れたい思いで相談した。(ドラフト1位で指名した青学大の)渡部君も来ることになると思いますし、背中を見せられる選手が入ることによって、成長もできるのかなというのもある。すごい頼もしい存在なのかと思いますね」と説明した。
甲斐はソフトバンクに在籍していた24年オフに国内FA権を行使し、5年総額15億円(金額は推定)の大型契約で巨人に移籍。加入1年目の25年は8月に右手中指の骨折で離脱したものの、出場68試合で打率2割6分、4本塁打、20打点をマークするなど攻守に存在感を示した。今季は出場13試合で先発マスクはわずか3試合。大城、主将の岸田らの先発マスクが主となり、出場機会が減少していた。
今季は最下位に低迷したチームの立て直しが求められる来季。石井GMは「勝者のメンタリティを持っている捕手だと思う。来シーズンに向けたところは課題の部分なので、キャッチャーはみんなの方を見ているので、広い視野でチームを鼓舞してくれると思う」と期待を込めた。
甲斐は今季は5年契約の2年目。巨人との契約は29年まで残されていた。前例の少ない、契約期間中のトレード移籍になる。