
オリックス・杉本裕太郎外野手(35)が29日、来年2月の完全復活を思い描いた。プロ11年目の今季は、両膝痛の影響で自身10年ぶりのノーアーチ。「膝が痛くて野球どころじゃなかった。全然、戦力になれなかった…」と悔しさをにじませ、春季キャンプまでに一切の不安を取り除くことを宣言した。
9月27日に出場選手登録を抹消され、シーズンを終了。岸田監督からは「しっかりと治すところを治して、2月に完全で」と、声を掛けられたことを明かした。10月中にカテーテル治療を受け、この日から大阪・舞洲でマシン打撃を再開。「今年は自慢の俊足が見せられなかったので(笑)。足を絡めた攻撃ができるくらいまで治したい」とジョークを飛ばしたが、決意は相当だ。
オフシーズンはウェートトレーニング、ピラティスにも注力し、完全体に仕上げる計画。「来年の楽しみということで、ちょっとプラスに捉えて。100とは言わず、もっと打てるように」と、王手をかける通算100号も意識した。2年ぶりのBクラスに沈んだ今季、チーム本塁打数はパ・リーグで唯一の2ケタとなる96本。来季、野手最年長となる21年本塁打王は「この前まではペコペコしていたけど、最近はペコペコされることの方が多くなった(笑)。チーム的にも長打力は課題だと思うので、そこで力になれたら」と再起を誓った。(南部 俊太)
〇…若月が日本シリーズからの学びを明かした。開幕前のWBCからフル回転だったシーズンを終え、13年目で初めて秋季練習を免除された扇の要。「半分は、いちファンとして見ながら。もう半分は『こういう攻め方をしたら、こうなるのか』とか、改めて見えた」と、配球面でのヒントを得た様子だ。チームが3連覇した21~23年まで、3年連続で出場した頂上決戦。「長く行けなくなってしまったら…という危機感を覚えた」と打倒・ソフトバンクを胸に、頭も技術もアップデートする。