【オリックス】陳睦衡、25日のソフトバンク戦でプロ初登板初先発「自分の夢。緊張しながら興奮」台湾出身の20歳右腕が初白星誓う

スポーツ報知

オリックスの陳睦衡

 オリックス・陳睦衡(チェン・ムーヘン)投手(20)が24日、25日のソフトバンク戦(京セラD)で鮮烈デビューを誓った。台湾出身で24年オフに入団し、育成2年目の今年7月30日に支配下選手として公示された最速153キロ右腕。「やっぱり1軍のマウンドに立って登板することが、自分の夢でした。緊張しながら興奮の気持ちもあります」と、異国の地でのプロ初登板初先発に胸を踊らせた。

 ファーム・リーグでは7試合で2勝0敗、防御率1・17と結果を残し、17日のソフトバンク戦(京セラD)から1軍合流。北海道、千葉遠征にも帯同し「応援の人数も多くて、声も大きい。雰囲気を味わうことができた」とイメージを膨らませてきた。リーグ3連覇を果たしたタカ打線には、柳田や近藤、栗原ら強打者が君臨。「まずはストライクゾーンで勝負できるようにしたい。内角、外角で投げ分けができるように」と逃げずに立ち向かうつもりだ。

 平野投手兼投手コーチの引退セレモニーが行われる一戦。「平野さんはオリックスのレジェンド。素晴らしい選手、コーチなので、このような大事な試合でデビューできて、本当に緊張しています(笑)」と初々しい表情を浮かべた。日米通算258セーブ、205ホールドを積み上げた守護神からは、1シーズンを投げ抜くためのメンタル面を勉強。「本拠地で初登板できてとてもうれしい。精いっぱい頑張りたい」と成長した姿を見せるつもりだ。

 母国・台湾では「中秋節」にあたる9月25日。両親、姉が応援に駆けつける予定で「お父さんは『怖くて試合を見られないかも…』と言っていた(笑)。いい報告ができるように。5回まで投げられるように、家族に見せたい」とプロ初白星を意識した。この日は大阪・舞洲で投手練習に参加。「球の強さがある」と岸田監督の期待も大きい金の卵が、夢への第一歩を踏み出す。(南部 俊太)

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