
日本ハムの新庄剛志(54)が就任6年目となる来季も続投することが24日までに分かった。水面下では既に球団から続投要請されており、続投の意思を固めた。シーズン全日程が終了した後、正式に続投要請を受諾するとみられる。
新庄ハムが6年目のシーズンを迎えることになった。今季はソフトバンクに開幕カード3連敗から始まり、4月終了時点では最下位に沈んだ。それでも交流戦で9連勝を挙げるなど、徐々に調子を上げ、今季はここまで138試合で75勝60敗3分けの3位。圧倒的な強さを見せたソフトバンクに及ばなかったが、2年連続の80勝の大台の可能性も残し、3年連続のAクラスを確定させた。
球団の思いも強い。井川伸久オーナーは16日のオーナー会議後に、指揮官の去就に言及。「評価はしているんですよね。だから、ノーだという理由はあまり見当たらない」と、水面下で来季の続投を打診していた。また、シーズン中にも話し合いを進め、新庄監督とともにリーグ優勝を成し遂げたいという熱意を伝えていた。その上で、同オーナーは「昨年からスタンスは変えていない」と、指揮官の意思を尊重し最終的な判断をゆだねていた。
新庄監督は、ソフトバンクとのシーズン最終戦(みずほペイペイ)となった10日の試合後「強かった。今年のホークスは強かった。見習うところもたくさんあった。素直にやられましたね。もう、先のことを見て」と悔しさを押し殺し、静かなる闘志を燃やしていた。
やられっぱなしでは終われない。まずは、10月10日から始まるCSを突破しての日本一を目指すが、その先には悲願のリーグ制覇へ覚悟の1年が待っている。