
◆パ・リーグ 西武1―3オリックス(20日・ベルーナドーム)
今季初登板となった高卒3年目左腕・杉山遥希投手は5回5安打2失点で降板。粘投を続けたが、プロ初勝利はお預けとなった。
両軍無得点の2回、1死三塁で中川の左犠飛で先取点を献上。味方が同点に追いついた3回は、味方の失策もあり2死一、二塁のピンチを背負うと、太田に勝ち越しの右前適時二塁打を浴びた。
今季初登板を終え、「まだまだ足りないところがある」と真っ先に反省が口をついた左腕。プロ初登板は6失点、2度目の登板は9失点と打ち込まれており、「去年は全てにおいて1軍に挑戦できるほどの実力がなかった。今年は初回を0点でいけたのは自分の中でも成長した部分」と振り返りつつも、「いつになったら初勝利できるんだって他の方も思ってると思うんですけど、自分はその何十倍も思ってる。次こそ勝てるように頑張りたい。もう一度ファームでさらに力をつけて戻ってきたい」と力強く誓った。
西口監督は「今日はどんどん攻めていくようなピッチングをしてくれたんでね。内容自体はそんなに悪くなかったんじゃないかと」と左腕を評価。今後は1度ファーム調整となるが、「チャンスはないわけじゃない」と今季中の1軍戦再登板に含みを持たせた。
杉山は横浜高から23年ドラフト3位で西武に入団。ファームでは今季16試合に登板(うち先発15)し、10勝5敗、防御率2・48の成績を残し、満を持しての1軍昇格となっていた。