
◆パ・リーグ 西武3×―2オリックス(19日・ベルーナドーム)
オリックス・山崎颯一郎投手(28)が、圧巻のマウンドさばきを見せた。1点リードの8回、2番手で1回を完全投球。先頭の代打・中村剛をスライダーで中飛に封じると、続く西川はフォークで二ゴロに仕留めた。2死からは、小島への2球目にこの日最速159キロを計測。最後は直球で三邪飛に打ち取り、16ホールド目を挙げた。「ここ最近は、真っすぐの感覚がいい」と好感触を示した。
主に勝ち試合の8回を任されてきた椋木が、14日に上半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消。「今はムックがいないので、なんとか守り切る投球ができたら」と、後輩右腕の離脱後は2試合連続で8回を1イニング無失点に抑えた。昨季まで直近2年の登板試合数は7、28にとどまっていたが、今季は42試合目。目標の「50試合」に近づくなかで、岸田監督は「出力もかなり出ていた。調子は悪くない」と球の強さを評価した。
9回に守護神マチャドが今季初めてセーブに失敗し、チームは4度目の4連敗。岸田監督就任2年目でワーストの借金3となり、3位・日本ハムとは8ゲーム差に広がった。「ずっとフル回転。今のところ順調なので、このままケガなく完走できたら」と颯一郎。可能性がある限りは、信じて腕を振る。(南部 俊太)