
オリックス・田嶋大樹投手(29)が22日、背水の陣を敷いた。6日の広島戦(マツダ)で4回を5失点と振るわず、翌7日からファームで調整を続けてきた左腕。コンディショニングを優先する曽谷に代わり、先発予定となった24日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)を前に、並々ならぬ決意を明かした。
「やってやろう、という感じですね。ここからは1軍で最後までやる、というエネルギーがある」。詳細は明かさなかったものの、ファームでは「原点に立ち返る」ことをテーマに、自らの投球を見つめ直したという。16日のファーム・リーグ、ソフトバンク戦(タマスタ筑後)では7回2/3を投げ、球数は112球に到達。6点を失ったものの「自分の課題に対し、結果が得られた」と、23個のアウトを取る過程で確かな手応えがあった。
この日は大阪・舞洲で投手練習に参加。エースの宮城、山下が肘の手術によって、今季は不在となったチーム状況にも目を向けた。「今は先発陣が苦しくて、中継ぎ陣はすごく頑張ってくれている。強い気持ちで『なんとか完投するぞ!』という思いはあります。苦しいからこそ、なんとか貢献を」。17年のドラフト1位で入団し、糸を引く「必殺クロスファイア」で数々の打者を翻弄(ほんろう)。このままで終わるはずがない。(南部 俊太)