ロッテ・ラドニー「先発として勝てる投手に」最速98マイルの力強いストレートが魅力の育成左腕

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ロッテ・ラドニー(撮影=岩下雄太)
ロッテ・ラドニー(撮影=岩下雄太)

 「98マイルが人生で一番速いですね!」

 ロッテのチャリエル・ラドニー投手は、力強いストレートを武器にここまで二軍公式戦に3試合に登板している。

 今季からロッテの育成選手としてプレーする左腕で、05年3月27日生。マリーンズの投手では田中晴也、吉川悠斗が同学年にあたる。

 ラドニーは5月24日の西武二軍戦で二軍公式戦デビューを飾った。同日の西武二軍戦、4-6の8回に登板すると、児玉亮涼を初球の150キロストレートで三ゴロに仕留めると、是澤涼輔に初球の150キロストレートをライト前に弾き返されるも、桑原将志を1ボールから2球目の147キロのストレートで中飛、最後は横田蒼和を2ストライクから129キロのカーブで空振り三振。初登板は1回・7球を投げ、1被安打、1奪三振、無失点。7球中5球がストレートのパワーピッチングだった。

 ラドニーは同日の西武二軍戦のストレートについて「まずはストライクゾーンに積極的に投げられるような考え方だったので、それもできながら力がありましたね」と振り返る。

 変化球はスライダー、カーブを投げているように見える。持ち球、武器について訊くと、「スライダーではなくてカットで、カットが一番自信を持っています」と教えてくれた。

 ラドニーは続く5月30日の広島二軍戦、0-0の7回に登板し、先頭の田村俊介を1ストライクから2球目の148キロストレートで遊ゴロ、続く西川篤夢を3ボール1ストライクから5球目の148キロストレートで中飛、最後は平川蓮を3ボール2ストライクから7球目の149キロストレートで空振り三振に斬ってとった。

 3度目の登板となった6月4日の楽天二軍戦は、先頭の水上桂に3ボール1ストライクから5球目のストレートで左飛、続く岸本佑也を初球のストレートで二飛、最後も大栄利哉を1ボールから2球目のストレートで一ゴロと危なげなく3人で片付け、この日も8球中6球がストレートだった。

 ここまでラドニーは3試合・3回を投げ、1被安打、2奪三振、0与四球、0失点、防御率0.00の成績を残している。

 ラドニーは1月28日に来日してから4ヶ月。日本の野球で学んでいることについて、「今までの経験では打者が早打ちなので、うまく使ってできるだけストライクゾーンに投げて、打者がミスしてくれればいいなというのが今のところです」と明かした。

 ラドニーはお尻が大きく、がっちりとした体つき。体づくりで意識していることについて「意識していることは怪我しないことです。体調不良にならないようにすることです」と話した。

 将来は、「積極的に相手を攻めるピッチャー。先発として勝てる投手になれるようになりたいです」という目標を持つ。目標に近づくため、ファームで経験を積んでいく。

(チャリエル・ラドニー投手通訳=ラファエル・フェルナンデス通訳)

取材・文=岩下雄太

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