
◆日本生命セ・パ交流戦 2026 中日1―2ソフトバンク(4日・バンテリンドーム)
打った瞬間だった。敵失でもらった初回2死三塁の好機で4番が役割を果たした。ソフトバンク・栗原は、金丸の初球フォークを完璧に捉え、右翼席へ12球団トップの17号2ランを運んだ。「なかなか来られないので、名古屋のホークスファンの前でいい試合ができてよかった」と、3試合ぶりの一発で同一シーズンでは15年ぶりとなる交流戦7連勝に導いた。
5月に、ともに12球団断トツの11本塁打、26打点と気を吐いた男が、6月に入っても勢いが止まらない。今カードは3戦4安打で6打点。この日で連続打点も5試合に伸ばした。選手会長は「毎日一本出すことだけを必死にやっている」と謙虚な姿勢で打線をけん引している。
チームは2カード連続の同一カード3連勝で、中日戦は球団初の6連勝となった。交流戦3カードを終えて8勝1敗と絶好調だ。5本塁打、14打点で交流戦2冠を快走する主砲は、通算100号にも王手をかけた。「早く達成したいとかはない。その一本がチームの勝利に貢献できるのであれば早く打ちたい」。日本一連覇に向けて、まずは交流戦連覇へと突き進んでいく。(森口 登生)