ロッテは16日、「マリーンズ算数ドリル 令和7年度冬号」を発行し、千葉市内の公立小学校109校に無償配布したと発表した。また、本日社会貢献活動プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として、廣畑敦也が千葉市立都賀小学校を訪問し、全校児童429名が出席のもと、「マリーンズ算数ドリル」の贈呈式を行った。
贈呈式の最後には、廣畑が児童に向けて「もうすぐ楽しい冬休みが始まると思いますが、まずは今日配った算数ドリルを使って学習してほしいと思います。算数ドリルの『ドリル』は、穴を掘る道具のドリルと同じで、ぐるぐる回りながら少しずつ穴を掘っていきます。勉強も同じように、コツコツと取り組んでください。そして、思いっきり冬休みを楽しんでください。今日はありがとうございました」と挨拶した。
マリーンズ算数ドリルは、「NPO法人ちば算数・数学を楽しむ会」の協力のもと、千葉ロッテマリーンズや野球に関連した問題で構成された自主学習用教材で、2011年の配布開始以来、今回で43回目。令和7年度冬号は、12月までの学習内容の復習教材として制作された。選手による学校訪問は2011年から実施しており、2020年および2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により贈呈式を中止していたが、2022年から再開。前回は2025年7月に宮崎竜成内野手が訪問している。
「MARINES LINKS」は、マリーンズの選手が中心となって行う社会貢献活動を、球団がパートナー企業とともにサポートする社会貢献プロジェクト。プロジェクト名には、選手を中心に、ファン、地域住民、行政機関、パートナー企業など、千葉ロッテマリーンズに関わるすべての人々を「LINK(つなぐ)」したいという思いが込められている。
▼ 廣畑敦也投手 コメント
「今回、子どもたちに渡した算数ドリルには選手たちも登場して、吹き出しで答えにつながるヒントを話しているのですが、恭大(藤原恭大外野手)がすごく難しいことを言っていて、『藤原恭大はこんなこと言わないだろ!』と個人的にはとても面白い教材だなと思いました(笑)。内容は本当によくできたドリルだと思うので、ぜひ子どもたちには活用してもらいたいです。僕自身もコツコツと努力を重ねて、来季は活躍できるように頑張りたいと思います」