オリックス・西川龍馬外野手（３０）が１５日、大阪・舞洲の球団施設でリハビリを再開した。７月に負傷した左足首の専門的な治療を１４日に受け、「少しずつ（痛みや不安が）なくなっていくと思います」と実感。経過は良好で、来季目標に初の全試合出場を掲げた。

　「開幕戦にスタメンで出ることは最低条件。全部出るつもりで準備していきます」。広島時代の１９年と昨年の１３８試合が最多。「プチ手術」により、体も成績も「更新」する手応えをつかんだ。９月に骨折した右すね付近もほぼ完治。「できることが増える」と見合わせてきた打撃練習も少しずつ始められそうだ。

　球団は新外国人として、今季３Ａで３０本塁打を放ったボブ・シーモア内野手（２７）＝前レイズ＝を本格調査。現地では契約合意も伝えられたが、西川や森が中軸であることに変わりはない。万全で挑むプロ１１年目。天才の志は高い。（長田　亨）

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