
日本ハムは14日、伏見寅威捕手が阪神・島本との交換トレードで阪神に移籍すると発表した。伏見は、球団を通して、「FAで入団してからの3年間、気持ちよくプレーできたのは球団の支えがあったからだと感じています。いい思い出で、これからの野球人生にとって貴重な経験となりました。またファンの皆さんには、調子の良い時も悪い時も変わらず応援してくださり、何度もくじけそうになった時に背中を押してもらいました。本当に感謝しています。これからも変わらず応援していただけると嬉(うれ)しいです」と球団とファンへの感謝を口にした。
伏見は今季64試合に出場し、打率2割4分1厘、2本塁打。野手最年長として、投手陣からの信頼も厚くチームをけんいんした。しかし、田宮や進藤など若手捕手の成長もあり、出場機会を伸ばせずにいた。22年オフにオリックスからFA移籍した際に結んだ3年契約の最終年だった。
◇伏見 寅威(ふしみ・とらい)1990年5月12日、北海道生まれ。35歳。東海大四高から東海大を経て2012年ドラフト3位でオリックス入団。22年オフに国内FA権を行使し、3年総額3億円程度の大型契約で日本ハム入り。通算成績は633試合で打率2割3分3厘、21本塁打、142打点。182センチ、89キロ。右投右打。推定年俸は1億円。
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