
オリックス・西川龍馬外野手(30)が13日、来季へ「完全体」で復活することを宣言した。9月20日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)で右すね付近を骨折し、離脱したままシーズンを終了。「来年は開幕から万全でいきます」と有言実行のための準備に入った。
骨折部分はほぼ完治し、一方で7月に痛めた左足首が万全ではない状況。痛みや不安を取り除くため、近日中に専門的な治療を受けることが判明した。現時点でできることは上半身強化が中心。離脱が長引くものではなく、今後のペースアップを見据えての措置だ。
この日も大阪・舞洲でリハビリメニューを消化。「打って守って、ということを大事にしたい。フルで試合に出るつもりで、今もやっています」と前を向いた。今季は規定打席に31打席足りなかったが、パ首位打者の牧原大(ソフトバンク)を6厘上回る打率3割1分。アップデートした天才は怖い。(長田 亨)
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