
日本ハムの北山亘基投手(26)が1日、WBC球での魔球習得に手応えを見せた。15、16日に開催される侍ジャパン強化試合メンバーに選出された右腕は、秋季キャンプ2日目で初のブルペン入り。フォークを中心に約30球投じ、「リリースのタイミングが日本のボールと違う。そこさえ合えばすごい落ち方をする」と、落ちる球に可能性を見いだした。
表面がツルツルし、硬くて変形しにくいのが特徴のWBC球。ブルペンでは金子2軍投手コーチと一球一球、データを見ながら球速や落ち幅を分析し「投げている感覚はかなり違う」と、研究を重ねている。
今季9勝で飛躍を遂げた26歳。「相手が想像しないボールや軌道を深掘って、求め続けていきたい」。21年の入団当初から見据えていた来春のWBCメンバー入りへアピールする武器を身につける。(川上 晴輝)
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