
◆SMBC日本シリーズ2025第4戦 阪神2―3ソフトバンク(29日・甲子園)
ソフトバンク・近藤健介外野手が一打で勝負を決めた。
2点リードの6回2死二塁で、先発・大津の代打として登場。カウント1―0からの2球目、「ほんとに結果だけにこだわって。自分のスイングうんぬんじゃなくてしっかり相手のボールに対してアプローチをしていくってところだけ考えて」と内角低めツーシームを振り抜いた打球は右翼手前に転がり、貴重な追加点をもたらす適時打となった。
第1戦で、左脇腹痛から9月26日以来の復帰を果たした近藤。「日本シリーズに行くって思いながらリハビリをしていましたし。とりあえずバッティングだけでも貢献できればなと思ってやってきているので。まずはしっかりとバッティングでチームに貢献できるようにとは思って入っています」と頼もしい。
チームは3連勝で3勝1敗とし、日本一に王手をかけた。「まだまだ今日みたいに簡単には終わらないと思うので。しっかり自分たちの準備とやることを徹底して、また明日勝てるようにやっていきたい」。気を緩めず戦い抜く。
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