
ロッテのサブロー監督が19日、昨オフにドジャースに移籍し、ワールドシリーズ進出を決めた前ロッテ・佐々木朗希投手(23)の活躍をたたえた。この日はロッテの秋季練習第3クールが終了。練習後に取材に応じたサブロー監督は、救援に転向してポストシーズンで“守護神”としてドジャースを支える23歳右腕に対し、「自分の適材適所じゃないけど、居場所を見つけたなって感じで。なんか水を得た魚みたいで、いいなと思ってます。のびのびね(笑)」と目を細めた。
佐々木はシーズン終盤に中継ぎに転向し、メジャー復帰。前日18日(現地時間17日)に行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で初の連投となった佐々木が9回に登板し、1安打は浴びたが、無失点で締め、“胴上げ投手”になった。
都内の駅前などにある大型ビジョンでメッセージを流せるサービスでは、サブロー監督が「クローザーとして存分に力を発揮!世界一まで頑張って」と“粋な演出”。佐々木に対する温かい祝福メッセージが放映されていた。
昨年までの同僚だった右腕の活躍はチームにも刺激を与えており、指揮官は「(刺激?)そうですね。まさかみんなクローザーやるとは思ってなかったでしょうけどね。でもあのボール投げれるんで、1イニングとなれば、さすがのメジャーリーガーだって打つのは難しい。いい選択したなと思いますね」と、誇らしげだった。
ロッテは今季17年以来、8年ぶりの最下位と低迷。吉井監督に代わってサブロー監督が就任し、8日の就任会見後、すぐに秋季練習で指導を開始していた。
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