
オリックス・曽谷龍平投手(24)が14日、「弾丸始動」した。CS第1ステージで敗退した翌13日に帰阪し、この日は大阪・舞洲で調整。チームは20日まで休日となるが、11月の侍ジャパン強化試合・韓国戦(東京D)のメンバーに選出された3年目左腕は「まだ、ありがたいことに出番があるので。やっぱり休めないです」と早くも再出発した。
今季は自己最多の8勝を挙げたが、後半戦は未勝利。目標の規定投球回にも届かず「1年を通して(活躍)というのはなかなかできず、悔しいシーズンだった」と唇をかんだ。今秋は「体力向上」がテーマ。「体も技術もまだまだ、足りないところはある。(シーズン)終盤でも力が出せるような体力づくりを」と宣言した。
強化試合でのアピール次第では、来年3月のWBCメンバー入りも視野に入るが「チームとしてやっぱり1年間、力になれるかっていうのが僕は一番。自信はあるので、やることをしっかりやりたい」。さらなる飛躍へ、曽谷の4年目は始まっている。(南部 俊太)
関連ニュース
・【オリックス】曽谷龍平が5回3失点「投げたいボールは投げられた」開幕ローテに“当確”
・【オリックス】若月健矢&曽谷龍平が侍ジャパン入り 曽谷は今春に続く選出「収穫を得られる日々を過ごしたい」
・【オリックス】曽谷龍平が8・13以来の1軍マウンド「結果を出したいという気持ちが一番」…6日先発
・【オリックス】曽谷龍平はプロ初安打に意欲 昨年は打撃練習で右手骨折も「めっちゃ楽しみ。絶対に打てるように」
・【オリックス】「いい調整ができた」胃腸炎から実戦復帰の左腕がウエスタン6回0封で開幕ローテへ不安一掃