
西武のドラフト2位ルーキー・渡部聖弥外野手が秋季練習2日目の11日、サードの守備練習を行った。
アジリティーやランニングを行ったあと、高松に借りたという内野守備用のグラブを持って三塁へ。偶然そばを通りかかった左腕・隅田に「すみさんエラーしまくったらごめんなさい!」と前もって謝罪も済ませつつ、大引内野守備・走塁コーチのノックを約10分間受けた。
1年目の今季は左翼とDHで109試合に出場し、110安打12本塁打43打点、打率2割5分9厘の成績。三塁守備に就くのは大学4年時以来1年ぶり。あくまでも時間が豊富な秋季練習中の“お試し”ではあるが、「見え方は(左翼と)そこまで変わらないけど内野は低い打球が多いので、外野のイメージでいくと腰が高くなったりグラブが上から出たりする。まだ内野のステップもいまいち踏めてないけど、選手としての幅も広がると思うので前向きに取り組んでいきたい」と力を込めた。
また、昨年の武内夏暉投手に続く新人王獲得へも注目が集まる。渡部聖は「取りたいです! 1年目からこれだけ打席もチャンスももらって、取れる位置にいるなら取っておきたい」と目を輝かせた。
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