【ソフトバンク】リーグ連覇の王者は個人タイトルでも実りの秋 本拠地最終戦で快勝

スポーツ報知

2025.10.3(金) 22:59

みずほペイペイドームでの最終戦を終えて、あいさつする小久保裕紀監督(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク10―3オリックス(3日・みずほペイペイドーム)

 リーグ連覇を果たしたソフトバンクは本拠地最終戦を終えて、今季は残り1試合となった。小久保裕紀監督は試合後のスピーチで個人タイトルについて言及。「今日で勝負あった。おめでとう」と、育成出身でプロ15年目の牧原大を祝福した。3打席立って、初めてシーズン規定打席に到達。打率を3割4厘まで上昇させ、柳町との首位打者争いに決着をつけた。

 牧原大は2010年の育成ドラフト5位で城北高から入団。同4位の千賀(現メッツ)、同6位の甲斐(現巨人)がスター街道を歩む中、スーパーサブとして過ごしてきた。「育成選手の目標にしてほしいと思いますし、千賀と拓也に追いつけたのはでかい。目立つのは2人だった。やっと仲間入りできた」と感慨深げだった。

 打撃部門では柳町が最高出塁率、周東が盗塁王、投手部門ではモイネロが最優秀防御率、大関が最高勝率、松本裕が最優秀中継ぎのタイトル獲得を確実としている。

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