
セ・パ1人ずつ、月間を通して最もインパクトのあるサヨナラ打を放った選手に贈られる7月度の「スカパー!サヨナラ賞」のパ・リーグ部門で、オリックス・中川圭太内野手が初受賞した。7月16日の楽天戦(京セラドーム大阪)で、両軍無得点の9回2死から左越えへサヨナラの7号ソロ。「数あるサヨナラのシーンのなかで選んでいただき、うれしく思います。ヒーローインタビューでも言ったのですが、奇跡が起きたと思いました」と、人生初のサヨナラ弾を笑顔で振り返った。
6安打無失点の快投を演じた、同じ1996年生まれの先発・田嶋の完封勝利をアシスト。「タジ(田嶋)が頑張っていたので、なんとか勝ちをつけられてよかった」と、同学年の強固な絆ものぞかせた。
「いつも試合前練習で投げてくださっているバッティングピッチャーの方に、なにか(あげられたら)と思っています」と、賞金30万円は裏方さんへの恩返しに使う予定。「残り40試合、簡単な試合はひとつもないと思うし、チーム全員でしっかりと勝ちきれるように頑張っていきたい」と力を込めた。
関連ニュース
・【オリックス】同級生コンビ「タジナカ」で連敗脱出 田嶋134球完封&中川プロ7年目初の劇弾
・【日本ハム】田宮裕涼「年間大賞いけそう」7点差逆転、人生初サヨナラ弾…6月スカパー!サヨナラ賞
・【オリックス】若月健矢が「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞 劇打3度のサヨナラ男「家具を買おうと思います」賞金30万円
・午前7時半起き、昼は2軍戦出場から「人生で一番最高な瞬間」ヤクルト・22歳ニューヒーローがプロ初安打のちサヨナラ打
・【西武】4戦4勝で防御率0・58の隅田知一郎が3、4月度大樹生命月間MVP初受賞「僕だけの力で取れた賞ではない」