
ソフトバンク・近藤健介外野手(31)が、近日中に腰の手術を受けることが31日、分かった。この日、腰痛で出場選手登録を抹消。長期離脱が見込まれ、パ・リーグ連覇を目指すチームにとっては痛恨の事態だ。
近藤は腰の張りを訴え、21日の広島戦(みずほペイペイ)からオープン戦3試合を欠場。回復に専念し「143試合出られるように体調管理も成績も、できる範囲でやっていきたい」と28日のロッテとの開幕戦(みずほペイペイ)で復帰した。同カードは全3試合に先発出場し、打率3割3分3厘。ところが、30日の試合では9回に中前打を放つと、代走が送られた。
チームは37年ぶり開幕3連敗。1日からの日本ハム2連戦(エスコン)へ札幌入りし、奈良原ヘッドコーチは「早く復帰できることを願う。いるメンバーで戦うしかない」と説明した。
近藤は昨季、打率3割1分4厘、19本塁打、72打点の成績を残し、首位打者とパMVPを同時受賞。日本ハム時代の17年には脊椎内視鏡手術を受け、3か月後に復帰しているが、絶対的な看板打者を襲ったアクシデントは、今後の戦いに影響しそうだ。
関連ニュース
・【ソフトバンク】南海時代以来の開幕3戦3敗、ホームでは球団史上初…小久保監督「3試合で20点取られては…」
・【ソフトバンク】3連敗の小久保裕紀監督「うまくいかない時はこんなもん」3戦20失点「そら勝つのは難しい」
・【ソフトバンク】37年ぶり開幕3戦3敗、ホームでは史上初 自慢の継投決まらず3日連続逆転負け
・【ソフトバンク】珍プレーで勝ち越し許す 杉山一樹連続暴投、消えたボールは海野隆司のプロテクターの中に
・【ソフトバンク】上沢直之の白星スルリ 降板後に同点に追いつかれる 150キロで雄叫びの後に…