楽天・小郷裕哉外野手（２８）が１２日、沖縄県内で自主トレを公開し、２年連続フルイニング出場へ新トレーニングを導入していることを明かした。

　昨年は球団初の全１４３試合フルイニング出場を達成したが、「１年通して試合には出られたけど、成績出せたかと言われたらそうじゃなかった」と満足感はなかった。シーズン終盤には「筋肉が固まって可動域が狭かった」と、蓄積疲労の影響を実感。疲れにくい体作りに向け、インナーマッスルを鍛えて安定性を高めるメニューに着手し、「今までにないところ（の筋肉）が張っている。体の反応としてはいい感じ」と手応えを感じている。

　今年から自主トレを主催し、伊藤、中島の３人と行うなど主力の自覚も十分。結果を出し続け、フルイニング出場を１０年続けた金本知憲（広島、阪神）のような“鉄人”になる。（有吉　広紀）

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