昨季80試合に出場して7本塁打 ソフトバンク・正木は今季不動のレギュラーになれるか?
ベースボールキング
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2025.1.12(日) 09:00
ソフトバンク・正木智也 (C)Kyodo News
ソフトバンク打線は、柳田悠岐、山川穂高、近藤健介、栗原陵矢といった選手たちが攻撃の中核を担っているが、ここに昨季一軍で経験を積んだ正木智也が加われるかどうか。21年ドラフト2位で慶応大から入団した正木は、1年目の22年に35試合に出場して3本塁打も、2年目の23年は15試合に出場して打率.038、本塁打なしに終わった。3年目の昨季は開幕を二軍で迎え、開幕直後に昇格したが、2試合出場して一軍登録抹消となった。
2度目の昇格となった6月21日のロッテ戦で2安打すると、同試合からスタメン出場のチャンスを掴み、6月は月間打率.375、6打点。7月以降は5番・近藤の後を打つ6番打者として、7月は月間打率.313、1本塁打、6打点。8月も3ホーマーとスタメンに定着した。シーズン最終盤には故障で離脱した近藤に変わって、5番でも出場。昨季は80試合に出場して、打率.270、7本塁打、29打点、得点圏打率は.356と勝負強さを誇った。
昨季の経験を踏まえて、今季が非常に重要な1年になる。このままレフトのポジションを不動のものにできれば良いが、そうでなかった時にはソフトバンクの分厚い選手層、代わりの選手がいる。昨季オールスター明けの打撃を今季は開幕から見せていきたい。