【オリックス】自己最速161キロ右腕キャリアハイ更新へ「2月で160キロ」の目標設定
スポーツ報知
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2025.1.12(日) 05:00
オリックス・山下舜平大投手(22)が11日、キャリアハイ更新へ「2月で160キロ」の目標を設定した。昨年10月に訴えた第三腰椎分離症から順調に回復し、ブルペンで2度目の投球練習。気温5度の大阪・舞洲で150キロを計測すると、大きな青写真を描いた。
「準備してきたことの成果が数字でもある。2月のキャンプで結果として、自分のマックスに近いものが出せれば」。自己最多の9勝を挙げた一昨年は、キャンプの初ブルペンで154キロ発進。昨年8月28日のソフトバンク戦(長崎)では自己最速の161キロをたたき出し「キャンプで近い数字が出ていれば、シーズンでも(球速やパフォーマンスが)上がっていくと思うので」と自信をのぞかせた。
この日も立ち投げで、20球の球数制限つき。明らかな調整段階でも「目、覚めたわ!」と、受けた杉本ブルペン捕手の言葉が充実ぶりを物語っていた。「去年と同じことをやっていてもダメ。開幕や一年間を見据えて、変わった姿を見せないといけない」。昨季は3勝。剛腕の見通しは、すこぶる明るい。(長田 亨)
〇…ドラフト5位の東山(ENEOS)がメンタル管理に自信を見せた。同大心理学部卒のインテリ右腕は「感情と生理学」を深く勉強。「交感神経、副交感神経をどう優位に働かせるか、とか。緊張を緩和する方法は持っています」とうなずいた。この日は新人合同自主トレの第2クール初日。香川有数の進学校・丸亀高の1学年上の花車優(パリ五輪競泳男子200メートル平泳ぎ5位)とも面識があり「花車さんに追いつけるような選手になりたい」と侍ジャパン入りも目標にした。
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